新導入のレコーディング機材紹介 |
2017年4月にビックリ感動のモニタースピーカー、GENELECのNew Smart Active Monitoringシリーズ第二世代8330Aを導入しました。
このスピーカーシステムはAutoCalにより、スピーカー側で室内音響特性の適切な改善を行うものです。
使用法は、リスニングポイントに測定用の特殊なマイクを置いて、スピーカーとマイクとパソコンを連動させた上、スピーカーから発した信号音をマイクで測定します。
そしてAutoCalによって、リスニングポイントにおいての、周波数特性を最適化し、再生レベル差をなくし、時間軸を等距離にし高度な音響補正演算を自動的に行います。
簡単に言えば、「スピーカーを、その部屋に一番最適な鳴り方にしてくれるシステム」なのです。
上の写真は自動補正した結果をグラフにしたものです。
最初にこのスピーカーをデモンストレーションの時に聴くまでは、導入するつもりはありませんでした。しかしその音質の補正効果を聴いてしまったら、あまりの素晴らしさに、導入を決めざる得ませんでした。
学院生達の耳を確かなものにするのは、とても重要なことで、音感訓練をいろいろ実施していますが。スピーカ上での正しい音を常に学院生に聴かせるのもすごく重要です。レコーディングなどの時に信じられるスタジオモニターで毎回作業できるのは大変ありがたいことです。
デジタル機材は無理になくても良い物も多くありますが、このスピーカーシステムは今後絶対に必要な機材になっていくと思われます。
ビックリでした。