「第二の音楽センスを身に付ける為に」その1 |
ソルフェの学院生はみんな良い音楽センスを持っています。なぜわかるのかって?それはですねー。そもそもソルフェみたいな、少人数制で音楽の力を付ける為にビシビシ鍛える学校に入学する人は、音楽がスゴク好きでちゃんと勉強したいと思っている人です。
なぜ音楽が好きなのか。その理由は本人が音楽の素晴らしさを感じる事ができるから好きになるのです。人間同士でも、相手の事をよく理解して、その人の素晴らしさを感じるから尊敬したり好きになったりするでしょう?
では、なぜ音楽の素晴らしさを感じる事が出来るのでしょうか?その理由は、その人が音楽を理解するセンスを持っているからです。僕たちはそれを、生まれながらに持っている先天的センス(第一のセンス)と呼んでいます。
そのセンスを持っていない人が音楽を学び曲を作って演奏しても、色んなコードは使ってるんだけど、全然ツマラナイ曲や演奏になります。それは悲しい事ですよね。
第二のセンス(後天的センス)
では、「センスの無い人は音楽をする資格がないのか!」って言われそうですが、勿論そんな事はありません。第二のセンスを身に付ければ良いのです。第二のセンスとは、後天的センスのことで、音楽を色んな意味で沢山経験する事によって身に付きます。でもそれには何年と時間がかかりますよね。
僕たちは少しでも早く、多くの経験の蓄積を得るために何をしたら良いのか考えました。そしてその結果、音感訓練をする事が大事だと考えました。音感が良いと、耳で聴いた音楽を素早く理解し多くの経験を効率よく蓄積出来ます。そうすれば、より良い後天的センス(第二のセンス)を得られるのです。
ですから、ソルフェでは本格的な音感訓練を毎日行って、学院生の音感を向上させる努力をしているのです。、、、、その2に続く。